使い方

使い方

Ankiのカードテンプレートを読み込んで修正し、Ankiに貼り戻すまでを、はじめて使う方向けにご案内します。

テンプレートの読み込みからAnkiへの貼り戻しまで

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1. Ankiでテンプレートをコピーする

Ankiで ツール → ノートタイプを管理 → カード...(Tools → Manage Note Types → Cards...)を開くと、表面のテンプレート・裏面のテンプレート・スタイルの3つの編集欄があります。各欄の内容をすべて選択(Ctrl+A)してコピーしてください。まだテンプレートを触ったことがなければ、この手順を飛ばして編集ツールの[読み込み]から Basic・Clozeなどの既定のテンプレートですぐに始めることもできます。

2. 編集ツールに貼り付ける

編集ツール下部の[読み込み]を押し、3つの欄にそれぞれ貼り付けてから[開く]を押します。各欄の横にある📋ボタンを押すと、クリップボードの内容が自動で入ります。

3. クリックして整える

右側のカードで変えたい部分をクリックすると選択され、左側のパネルでフォント・文字サイズ・文字色・行揃え・行間を変えられます。何もない場所をクリックするとカード全体が対象になります。 {{フィールド名}} のカプセル型はAnkiの変数なので、中身が変わることはありません。安心してクリックしてください。

4. コードをコピーしてAnkiに貼り付ける

[コードをコピー]を押すと、[表面テンプレートをコピー]・[裏面テンプレートをコピー]・[スタイルをコピー]の 3つのメニューが開きます。ひとつずつコピーしてAnkiのカード画面の同じ欄に貼り付けて保存すれば完了です。編集ツールが修正したコードは、元のテンプレートの改行や書式をできるだけそのまま残します。

夜間モードでどう見えるかを確認して色を合わせる

Ankiを夜間モードで使っているなら、明るい画面で選んだ色が暗い背景でもきちんと読めるかを確認する必要があります。プレビューの上にある [夜間モード] をチェックすると、 Ankiの夜間モードと同じ表示になります。

Ankiの夜間モードはカードの背景と既定の文字色だけを暗くし、テンプレートで自分が指定した色はそのまま残します。そのため答えを青く塗っていた場合は、暗い背景に埋もれて見えにくくなることがあります。そのときは夜間モードをオンにしたままその部分をクリックし、文字色背景色から色を選んでください。ここで選んだ色は夜間モードでのみ適用され、普段の色はそのまま残ります。元に戻すには、色の下にある [この対象の夜間の色をリセット] を押してください。

夜間モードがオンの間は色だけを変更でき、フォント・文字サイズ・行揃え・行間はロックされます。これらの値は昼と夜で違える理由がないので、夜間モードをオフにして変えれば両方にまとめて適用されます。

詳しい説明と色選びのコツは夜間モードで文字色が見えないときにまとめてあります。

作業中のテンプレートを保存しておいて、あとで呼び出す

ノートタイプがいくつもあると、テンプレートも複数を行き来しながら整えることになります。英単語用のテンプレートを直していたら日本語の例文用が気になって、また戻ってきて — そのたびにAnkiからコピーし直すのは面倒です。編集ツール下部の[マイテンプレート]を押すと保管庫が開きます。

テンプレート名の欄に「英単語」のような名前を入力して[現在のテンプレートを保存]を押せば完了です。今編集している表面・裏面・スタイルが、フィールドのサンプル値まで丸ごと保存されます。同じ名前でもう一度保存すると、上書きするかどうかを確認されます。一覧で[開く]を押すとそのテンプレートに切り替わりますが、今作業中の内容が置き換わるので確認のダイアログが一度出ます。要らなくなったテンプレートは[削除]で整理してください。

いちばん役に立つのは大きく直す直前です。色や配置を大きく変える前に一度保存しておけば、気に入らなかったときにその時点に戻れます。

ひとつだけ勘違いしやすい点があります — マイテンプレートはアカウントに保存されるわけではありません。今お使いのブラウザーにだけ保存されます。机の引き出しのようなもので、別のパソコンや別のブラウザーに移るとその引き出しはありません。ブラウザーのデータを消すと引き出しごと消えます。長く残しておきたいテンプレートは[コードをコピー]でコピーして、メモ帳などに別途保存しておきましょう。

フィールドのサンプル値を入れて実際のカードのようにプレビューする

テンプレートを読み込んだ直後のプレビューでは、{{単語}}のようなフィールドがグレーのカプセル型で表示されます。構造を確かめるには十分ですが、「単語を40pxにしたけど大きすぎるかな?」という問いには答えられません。カプセルの文字数は、実際の内容の文字数とは無関係だからです。

左パネルのいちばん下にあるフィールドのサンプル値を押すと開きます。テンプレートで見つかったフィールドごとに入力欄がひとつ並ぶので、そこに実際のカードに入りそうな内容(例: 単語のフィールドに「apple」、意味のフィールドに「りんご」)を入力すると、プレビューにすぐ反映されます。まだ何も入れていないフィールドはフィールド名であらかじめ埋まっているので、自分のカードの内容に置き換えるとより正確になります。あえてカプセルのまま見たいフィールドは、入力欄を空にしてください。Clozeのテンプレートなら、Textフィールドのサンプルに{{c1::内容}}の書き方をそのまま使えば、穴埋めが実際に隠された状態でプレビューされます。

ここで誤解しやすい点をひとつ — サンプルに入れた内容がテンプレートのコードに混ざってAnkiまでついて行くのが心配で、あえて空欄にしている人がいますが、そんなことはありません。サンプル値はプレビュー専用です。[コードをコピー]でコピーされるコードにはまったく入らないので、遠慮なく埋めて大丈夫です。マイテンプレートに保存すると、サンプル値も一緒に保存されるので、次に開いたときもそのまま残っています。

テンプレートを本格的に整える前にサンプルから埋める習慣をつけると、「仕上げたのに実際のカードでは不自然だった」ということが大きく減ります。